
BMWの警告灯とは?

BMWに乗っているとき、メーターパネルやインフォメーションディスプレイに表示される警告灯を見て、「え、これどういう意味だろう?」と不安になったこと、ありませんか?
特に初めてBMWを運転する人にとっては、見慣れない警告灯が表示されたとき、どう対応すればいいのか分からないこともあるかもしれません。
そのような不安を解消するために、今回はBMWの警告灯について詳しく解説します!
BMWの警告灯は、車の状態やメンテナンスの必要性を知らせてくれる大切なサインです。
しっかりと理解して、必要な対処を取ることで、愛車を長く安全に乗り続けることができます。
それでは、各警告灯の意味と、気をつけるべきポイントについて見ていきましょう!
BMW 警告灯一覧

エンジン警告灯(エンジンチェックランプ)
【警告灯の見た目】
エンジンの形をした黄色いランプが表示されることが多いです。
【意味】
エンジンに何らかの問題があることを示しています。
この警告灯が点灯した場合、エンジン、排気システム、センサーなど、さまざまな部分にトラブルが発生している可能性があります。
簡単に言うと、「エンジン周りに何か問題が発生したよ!」というサインです。
【対応方法】
まずは、車を安全な場所に停めて、エンジンを再始動してみましょう。
それでも警告灯が消えない場合は、早めにディーラーや整備工場で診断を受けることをおすすめします。
軽微な問題の場合もあるので、無視せず確認しましょう。
2. オイル警告灯

【警告灯の見た目】
オイルのポットの形をした赤色のランプが表示されます。
【意味】
オイルの圧力が低下しているか、オイル量が不足していることを示しています。
オイルはエンジンを潤滑し、スムーズな動作をサポートしているため、オイルの問題はエンジンに重大な影響を与えることがあります。
【対応方法】
オイルレベルを確認し、必要であればオイルを補充します。
それでも警告灯が消えない場合は、オイルポンプやオイルシステムに問題があるかもしれないので、すぐにディーラーや整備工場に点検を依頼しましょう。
3. バッテリー警告灯

【警告灯の見た目】
バッテリーの形をした赤色のランプです。
【意味】
バッテリーまたは充電システムに問題があることを示しています。
バッテリーが充電されていない、もしくはオルタネーター(発電機)に不具合がある可能性があります。
【対応方法】
バッテリーの接続端子がしっかりとついているか確認し、異常がないかチェックしましょう。
もし問題が解決しない場合は、バッテリー交換やオルタネーターの点検が必要です。
長時間走行している場合、バッテリーが完全に使い果たされてしまう可能性もあるので、早めに対処しましょう。
近年、欧州車の多くがAGMバッテリー、EFBバッテリーを搭載しています。
高性能なバッテリーであるため、ユーザー様がバッテリー寿命に気づきにくいというデメリットもあります。
車の3大トラブル(冷却水・オイル・バッテリー)の1つに挙げられる箇所となりますので、定期点検でしっかり確認をしてもらうなどの対策が必要です。

4. タイヤ空気圧警告灯
【警告灯の見た目】
車のタイヤを示すランプが黄色で点灯します。
【意味】
タイヤの空気圧が規定値よりも低下していることを知らせる警告灯です。
タイヤの空気圧が低いと、燃費の悪化や走行性能の低下、さらにはタイヤの劣化が早く進んでしまうことがあります。
【対応方法】
タイヤの空気圧をチェックし、必要であれば空気を補充します。
タイヤの状態が悪くなっている場合は、タイヤ交換が必要になることもあります。
定期的にタイヤの空気圧をチェックしておくことが大切です。

5. ブレーキ警告灯
【警告灯の見た目】
ブレーキのアイコンの形をした赤色のランプです。
【意味】
ブレーキシステムに異常があることを示しています。
これは非常に重要な警告灯なので、すぐに対処する必要があります。
ブレーキオイルが不足している、ブレーキパッドが磨り減っている、もしくはブレーキの他の部品に問題がある場合に点灯します。
【対応方法】
車を安全な場所に停めて、ブレーキオイルの量を確認したり、ブレーキパッドの状態をチェックしたりします。
もしも異常が発見された場合、すぐにディーラーまたは整備工場に連絡し、ブレーキシステムの点検を受けましょう。

6. エンジン冷却水警告灯
【警告灯の見た目】
冷却水を示すアイコンの形で、赤色や青色のランプが点灯します。
【意味】
エンジンの温度が高すぎる、または冷却水の量が不足していることを示しています。
エンジンが過熱している場合、エンジンの損傷を防ぐために速やかに冷却が必要です。
【対応方法】
まずは、エンジンを止めて冷却する時間を与えましょう。
冷却水のレベルを確認し、足りない場合は補充します。
もし冷却システムに問題がある場合は、冷却ファンやラジエーターなどのチェックを受けることをおすすめします。

7. サイドブレーキ警告灯
【警告灯の見た目】
サイドブレーキのアイコンの形をした赤色のランプです。
【意味】
サイドブレーキがかかっている、またはサイドブレーキシステムに異常があることを示しています。
サイドブレーキをかけ忘れた場合や、サイドブレーキの部品に問題が発生していると点灯します。
【対応方法】
サイドブレーキがきちんとかかっていないか確認し、もしかかっていれば解除します。
それでも警告灯が消えない場合は、サイドブレーキシステムの点検が必要です。

8. ドア警告灯
【警告灯の見た目】
ドアのアイコンの形をしたランプで、黄色や赤色で点灯することがあります。
【意味】
車のドアがしっかり閉まっていない、またはドアロックに問題があることを知らせる警告灯です。
【対応方法】
車内からドアを確認し、すべてのドアがしっかりと閉まっているか確認します。
閉まりが悪い場合は再度ドアを閉め直し、それでも警告灯が消えない場合は、ロック機構やドアの部品を点検してもらいましょう。

9. オイル交換警告灯
【警告灯の見た目】
オイルのポットのアイコンが表示される黄色いランプです。
【意味】
オイル交換の時期が来ていることを示しています。
エンジンオイルの劣化が進んでいるので、交換をする必要があります。
【対応方法】
オイル交換を忘れずに行いましょう。定期的にオイル交換を行うことで、エンジンの寿命を延ばすことができます。
BMW 警告灯のまとめ

BMWに限らず、車の警告灯は非常に大切なサインです。
警告灯が点灯したときには、まず冷静になってその意味を理解し、適切な対応を取ることが重要です。
自分で確認できる部分は取扱説明書等で早めにチェックし、それでも解決しない場合は専門のディーラーや整備工場で診断を受けましょう。
BMWの警告灯を理解して、愛車をより長く安全に乗り続けるための参考にしていただけたら幸いです。
定期的な点検とメンテナンスを心がけて、快適なBMWライフをお楽しみください!
